このたび、「令和2年度 福岡県公立学校優秀校表彰(生徒育成部門)」で優秀校となりました。
持続可能な開発のための教育(ESD)の観点から、地元「三池炭鉱の歴史教育」を教材として授業に取り入れています。
本校は、世界遺産である「宮原坑」を中心に、ものづくりで大牟田市を盛り上げたいと考え、小学校、中学校、高等学校の連携により、「宮原坑を核としたまちづくり」としPR活動や地域との連携により、「自ら、まちづくり参画すること」を目標に活動をしています。
1.世界文化遺産での活動
宮原坑での祭典に生徒たちがボランティアで参加し、木材を使ったミニチュア作成を地域の子供たちに体験してもらいました。また、軽音楽部のバンド演奏や課題研究で生徒が製作した電気機関車の乗車体験などを実施し地域の世界文化遺産のイベント全体を盛り上げました。
2.大牟田市活性化支援
宮原坑を中心とした近隣の小中高校の児童生徒の連携で、本校の生徒が製作した木製のベンチやプランターに小中学生が絵を描きデザインしたものを大牟田市へ寄贈しました。
3.課題研究を通して地域貢献
大牟田市動物園に課題研究で製作したラマやモルモット用の自動給餌器やミニブタ用自動ブラッシング装置を開発、動物園に寄贈し大牟田市や動物園の職員の方から感謝されました。
4.パテントコンテスト優秀賞受賞
パテントコンテストは、文部科学省と特許庁などの共催で日本の次世代を担う若い高校生、高等専門学校生、大学生が、自ら考え出した発明について応募するものです。元年度は、全国から724件の応募があり、30件の優秀賞枠に2人の生徒が選ばれました。
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